架空企業「みらい業務サービス」の社内依頼・承認管理アプリの例。実在する会社・案件・人物は含まない。 記事「『動けばよい』ではなく、どこまで守るかを先に決める」(02-03)の本文で使った内容をまとめたもの。空欄版は 02-03-quality-conditions_template.md。

1. 品質条件一覧

分類(安全性/速度/使いやすさ)条件根拠となる利用状況確認方法優先度
安全性割当外の承認者が承認・差戻しを試みても、必ず拒否され、依頼と履歴は変わらない承認者は自分に割り当てられた依頼だけを扱う前提割当外の承認者で操作し、拒否されること・データが変わらないことを確認する高
安全性自分の依頼を自分で承認することはできない自己承認を禁止する業務ルール依頼者と承認者が同一人物のケースで操作し、拒否されることを確認する高
安全性同じ承認操作を2回行っても、承認の効果と履歴は1回分のまま増えない通信の再送やダブルクリックで同じ操作が重複する可能性同じ承認を連続して2回試み、履歴が1件のままであることを確認する高
安全性自分に関係のない依頼は一覧にも詳細にも表示されない役割・対象データに応じた閲覧範囲他人の依頼が自分の一覧に出ないことを確認する高
速度依頼が20件程度の一覧が、体感で待たされずに表示される(架空の仮定:利用者20名・依頼20件程度)社内の小規模な利用を想定架空データ20件で一覧を開き、表示までの体感を記録する中
速度承認操作をしてから、一覧の状態表示が反映されるまでに、別の操作をやり直す必要がない承認後すぐに次の依頼を確認する業務の流れ承認操作の直後に一覧に戻り、状態が更新されていることを確認する中
使いやすさ一覧が空のとき、エラーではなく案内が表示される新しく使い始めた利用者や対象が0件の状態対象データが0件の状態で一覧を開き、案内が表示されることを確認する中
使いやすさ差戻し理由の入力欄が必須であることが、操作前に分かる理由なしの差戻しを防ぐ業務ルール理由を入力せずに差戻しを試み、必須である旨が分かることを確認する中
使いやすさ権限がない操作は、押した後にエラーを出すのではなく、操作できないと分かる形にする安全性の条件を使いやすさの面からも支える割当外の承認者の画面で、操作できない状態が分かることを確認する中

2. 条件同士がぶつかる場合の優先順位

場面選択肢A選択肢B判断と理由
承認ボタンを押すたびに権限を再確認するか安全性優先:毎回確認する(わずかに操作が遅くなる)使いやすさ優先:一度確認したら省略する(速いが古い権限のまま操作できる可能性)安全性を優先する。割当外の承認は業務上の信頼に関わるため、確認を省略しない

3. 完了条件の確認

4. 次工程へ渡すもの