工程別目次
開発の順序に沿った14の大カテゴリと56の中カテゴリです。ID・名称・順序は教材設計書のとおりです。56項目すべてに本文があります(「代表記事あり」の3項目は記事A・B・C)。目次の順序は学習順であって、一度しか通れない工程ではありません。試作や検証で発見があれば要件や設計に戻ります。
00.開発を始める前の基礎
利用者・画面・処理・保存先・通信の関係を、身近な業務に結びつけて説明する。 / 主な成果物:アプリの見取り図
ファイルとフォルダ、実行環境、プログラムと入力データ、データ形式の違いを整理する。 / 主な成果物:基本用語とファイル構成の見本
各工程の目的と成果物、前の工程に戻る場面、小さく作って確かめる流れをつかむ。 / 主な成果物:工程と成果物の対応表
AIに任せる作業、検証方法、権限の限界、人が引き受ける判断を整理する。 / 主な成果物:人とAIの役割表
01.課題発見・企画
利用者・担当者・承認者・管理者を区別し、実際の作業を聞き取る。 / 主な成果物:利用者・関係者の整理表
作業、待ち時間、手戻り、例外、既存データを整理し、現象と原因の仮説を分ける。 / 主な成果物:現状業務フロー・課題一覧
何が改善すれば役立ったと判断できるかを決める。架空の数値と測定結果を混同しない。 / 主な成果物:目的・評価指標・測定方法
運用変更、既存機能、既製サービス、新規開発を比較し、作らない選択も説明する。 / 主な成果物:選択肢比較・企画書
02.要件定義:何を実現するか決める
曖昧な希望を、誰が・どの条件で・何をできるかに分解する。 / 主な成果物:業務要件一覧
代表記事を読む:SAMPLE-A 業務の困り事を、実装と確認ができる要件へ変える(この項目の代表例であり、項目全体の本文が完成しているわけではありません)
最小限の機能、後で追加する機能、実装しない機能を分ける。 / 主な成果物:機能一覧・対象範囲
機能以外の品質条件を、利用状況・データ・影響に結びつけて具体化する。 / 主な成果物:品質条件一覧
正常時・不正操作・途中失敗・再実行を含め、要求を確認可能な条件にする。 / 主な成果物:受入条件一覧・要件との対応表
03.開発計画・技術選定
端末、ネットワーク、データ持出し、利用可能なAI、予算と運用担当の制約を整理する。 / 主な成果物:制約・前提条件一覧
表計算の改善、ノーコード、ローカルツール、Webアプリなどを目的と制約から比較する。 / 主な成果物:方式比較表
言語・保存先・配置先を、保守担当者、費用、移行可能性、学習負担も含めて選ぶ。 / 主な成果物:技術選定理由書
作業を小さく分け、依存関係、完了条件、費用の見積条件、リスクへの対処を決める。 / 主な成果物:開発計画・役割表
04.業務・画面の設計
操作の前後に業務がどう変わるかを明確にする。 / 主な成果物:操作シナリオ・業務フロー
入力項目、一覧、詳細、操作ボタンと情報の優先順位を設計する。 / 主な成果物:画面の原型・項目定義
依頼作成から提出、確認、承認までを利用者別にたどる。 / 主な成果物:画面遷移・正常系確認記録
入力ミス、差戻し、空の一覧、通信失敗、キーボード操作、読める表示を設計する。 / 主な成果物:例外時の画面・表示ルール
05.データ・システム構成の設計
識別子、型、必須項目、重複、データ同士の関係、検索の観点を整理する。 / 主な成果物:データ項目表・関係図
状態遷移、同時更新、二重処理、処理のまとまりと失敗時の扱いを設計する。 / 主な成果物:状態遷移表・更新ルール
本人確認と操作許可を分け、利用者・対象データ・操作の組合せと連携の約束を決める。 / 主な成果物:権限表・連携仕様
画面、処理、保存先の分担、故障の影響、バックアップ、復旧目標を整理する。 / 主な成果物:構成図・復旧方針
06.開発環境・変更管理の準備
フォルダ、エディタ、コマンド操作、必要な実行環境を用意し、再現手順を残す。 / 主な成果物:環境構築手順
試してよい場所と実データがある場所を区別し、接続先を確認する。 / 主な成果物:環境一覧・接続先確認方法
Git、差分、保存単位、作業の分岐、レビュー、共有先の役割を具体例で学ぶ。 / 主な成果物:変更履歴・変更管理ルール
パスワード等の扱い、設定の分離、外部部品の出所・更新・利用条件を確認する。 / 主な成果物:設定見本・秘密情報管理ルール
07.AIと進める作業の設計
目的・要件・設計・既存コード・制約・完成条件を、必要な範囲に絞って渡す。 / 主な成果物:AIへ渡す情報セット
一回の変更と確認の範囲を明確にし、並行作業時の衝突も考える。 / 主な成果物:作業分解・依存関係表
曖昧な依頼を改善し、成果物、期待結果、証拠、やり直し方を指示する。 / 主な成果物:AI作業指示書
外部の文章をそのまま作業命令にしない、秘密情報を渡さない、承認範囲を越えない手順を設計する。 / 主な成果物:AI実行ルール・再開用メモ
08.実装:実際に動く仕組みを作る
変数、型、条件分岐、繰り返し、関数、入力と出力を小さな実行例で学ぶ。 / 主な成果物:最小の動作例・説明
入力チェック、データ変換、保存、読出し、更新を小さい単位で実装する。 / 主な成果物:処理コード・保存確認記録
通信、データ形式、連携先の仕様、待ち時間と失敗を確認する。 / 主な成果物:連携処理・実行記録
想定外の入力、部分失敗、再実行、記録、読みやすさ、責任の分離を改善する。 / 主な成果物:修正差分・失敗時の動作例
09.テスト・レビュー:正しさを確かめる
期待値、境界値、正常・異常の入力を用意して、処理単位の確認を実行する。 / 主な成果物:テストケース・実行結果
要件から独立に期待結果を定め、業務全体を通じて問題を発見・修正する。 / 主な成果物:要件・テスト対応表・修正証拠
代表記事を読む:SAMPLE-B AIの実装を検証し、不具合を修正する(この項目の代表例であり、項目全体の本文が完成しているわけではありません)
許可されない操作、重複、途中失敗、同時更新、想定利用量に対する振る舞いを確かめる。 / 主な成果物:リスク別の検証結果
実装者自身の確認と別の観点の確認を区別し、変更の影響と残るリスクを整理する。 / 主な成果物:レビュー記録・残課題一覧
10.導入・受入の準備
実際の業務担当者が要件と使い勝手を確認し、不合格条件を明確にする。 / 主な成果物:受入確認記録
変換、件数・内容の照合、やり直し、移行前後の整合性を確認する。 / 主な成果物:移行計画・照合表
操作、困った時の連絡先、権限の申請、管理担当を決める。 / 主な成果物:利用手順書・問い合わせ手順
未解決問題、利用範囲、責任者、復旧手段、承認条件を照合する。 / 主な成果物:利用開始判定記録
11.公開・本番移行
公開範囲、接続先、設定値、秘密情報、権限、費用条件を確認する。 / 主な成果物:公開前チェック結果
配置対象と版を明確にし、手順・実行結果を記録する。 / 主な成果物:配置手順・実行記録
対象者・機能・時間帯を絞り、正常利用と異常の兆候を確認する。 / 主な成果物:初期利用の確認記録
旧版に戻せる範囲、データ変更の扱い、移行後確認、引渡しを整理する。 / 主な成果物:切戻し手順・引渡し記録
12.運用・障害対応
技術的な稼働だけでなく、処理結果や利用状況を確認する。 / 主な成果物:運用項目・確認頻度一覧
記録、通知、利用者の申告から、影響範囲と初動の優先順位を判断する。 / 主な成果物:異常時の初動手順
拡大防止、事実確認、復旧、業務結果の照合、原因と再発防止をつなぐ。 / 主な成果物:障害対応記録・改善計画
代表記事を読む:SAMPLE-C 障害から復旧し、業務を再開できるか確認する(この項目の代表例であり、項目全体の本文が完成しているわけではありません)
隔離した環境で復元し、件数・内容・関係・利用可否を確認する。 / 主な成果物:復元演習記録
13.保守・改善・引継ぎ・終了
利用状況と業務課題から、追加・修正・廃止を判断する。 / 主な成果物:改善要望一覧
要件、データ、連携、権限、運用、教材の関連箇所をたどる。 / 主な成果物:変更影響調査
小さく変更し、既存機能が壊れていないかを確認して段階的に反映する。 / 主な成果物:更新記録・再検証結果
担当者の変更、保存するデータ、アクセス停止、契約・接続の終了を整理する。 / 主な成果物:引継ぎ資料・終了チェック表
AI時代のシステム開発の基礎