架空企業「みらい業務サービス」の社内依頼・承認管理アプリの例。実在する会社・案件・人物は含まない。
記事「作り方を決める前に、社内の制約を確認済み・未確認・仮定に分ける」(03-01)の本文で使った内容をまとめたもの。空欄版は 03-01-constraints_template.md。
1. 制約・前提条件一覧
| 分類 | 内容 | 出所 | 確認状況 | 影響する判断 |
|---|---|---|---|---|
| 端末 | 会社支給のノートPCのみ業務利用を許可する(教材上の仮定) | 教材上の設定(正本に記載なし) | 仮定 | 私物端末前提の案は候補から外れる(この仮定が前提) |
| ネットワーク | 社内ネットワークからのアクセスのみ許可する(教材上の仮定)。社外からの可否は未確認 | 教材上の設定(正本に記載なし)/未確認 | 仮定(社内限定)・未確認(社外可否) | 社外利用が必要になれば追加確認が必要。それまでは仮定に基づく比較例として扱う |
| データ持出し | 依頼の件名・内容を外部のAIサービスへ送ってよいかが未確認 | 未確認 | 未確認(仮定:確認できるまで送らない) | AIへ渡す情報の範囲を架空データのみに限定する |
| 利用可能なAI | 社内で契約済みのAIサービスのみ利用してよい(教材上の仮定) | 教材上の設定(正本に記載なし) | 仮定 | 個人契約のAIサービスは候補から外れる(この仮定が前提) |
| 予算 | 開発・運用の予算枠が未確定 | 未確認 | 未確認(仮定:予算未確定として進める) | 費用は見積条件付きとし確定値と区別する |
| 運用担当 | 運用管理者という役割は記事Aに存在する。「総務の担当者1名」という人数は正本に根拠がなく、教材上の仮定とする | 記事A(役割)/教材上の設定(人数) | 一部確認済み(役割)・仮定(人数) | 役割表に引き継ぐが、人数は仮定であることに留意する |
2. 完了条件の確認
- 端末・ネットワーク・データ・AI・予算・運用担当の6分類がある
- 各行に確認状況がある
- AIへ渡してよい情報の範囲が明記されている
3. 次工程へ渡すもの
- 制約・前提条件一覧(第1節)
- 承認者:総務課長(架空)— 記入例のため未承認の扱い
AI時代のシステム開発の基礎