架空企業「みらい業務サービス」の社内依頼・承認管理アプリの例。実在する会社・案件・人物は含まない。
記事「表計算・ノーコード・ローカルツール・Webアプリを同じ軸で比べる」(03-02)の本文で使った内容をまとめたもの。空欄版は 03-02-approach-comparison_template.md。
1. 方式比較表
| 方式 | 向く条件 | 向かない条件 | 制約との適合 | 運用負担 | 候補判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 表計算の改善 | 少人数で、権限の分離が厳密でなくてもよい業務 | 役割ごとの閲覧制限、状態遷移の自動的な確認が必要な業務 | 会社支給PCで開けるため制約には合う | 低い(ただし権限管理は手作業) | 外す(依頼者・承認者の権限分離を厳密に守れない) |
| ノーコードツール | 早く作りたい、複数人が同時に使う業務 | 自己承認禁止のような細かい権限ロジックが組みにくい場合がある | 利用可能なAI・データ持出しの制約との適合は未確認 | 中(ツールの契約・保守が必要) | 保留(未確認の制約が確認でき、権限ロジックが組めると分かれば候補に残す) |
| ローカルツール | 1人がパソコン内だけで完結させたい業務、社外にデータを一切出したくない業務 | 複数の利用者が別々の端末から同時に使う業務 | ネットワーク制約には合うが、複数人利用には向かない | 低い(ただし複数人利用に向かない) | 外す(依頼者と承認者が別々の端末から操作する必要があるため) |
| Webアプリ | 複数の役割が別々の端末から、共通の状態を見ながら操作する業務 | 開発・保守の負担を最小にしたい場合 | 会社支給PCのネットワークからのアクセスに合う | 中〜高(開発・保守が必要) | 候補に残す(複数の役割と状態の一元管理という条件に最も合う) |
2. 完了条件の確認
- 4方式以上が同じ軸で比較されている
- 各方式に「向かない条件」がある
- 候補に残す理由と外す理由が書かれている
3. 次工程へ渡すもの
- 方式比較表(第1節)
- 承認者:総務課長(架空)— 記入例のため未承認の扱い
AI時代のシステム開発の基礎