架空企業「みらい業務サービス」の社内依頼・承認管理アプリの例。実在する会社・案件・人物は含まない。
記事「「最初に一巡させる範囲」を区切り、作業・順序・費用・役割を決める」(03-04)の本文で使った内容をまとめたもの。空欄版は 03-04-plan-roles_template.md。
1. 開発計画(最初に一巡させる範囲)
| 作業 | 順序 | 依存 | 担当 | 完了条件 | 費用の見積条件 | リスクと対処 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 画面の原型を作る | 1 | なし | 開発担当(人・AI協働) | 依頼作成・一覧・詳細の3画面の項目が定義されている | 画面数3、項目数が少数という前提での見積り | 項目が後から増えると見積りが変わる。増えたら見積りを更新する |
| データ項目を洗い出す | 2 | 1に依存 | 開発担当(人・AI協働) | 画面の項目と対応するデータ項目の一覧ができている | 1と同じ前提 | 画面の項目が変わるとやり直しになる。1の完了後に着手する |
| 状態遷移を設計する | 3 | 2に依存 | 開発担当(人・AI協働) | 下書き・提出済み・差戻し・承認済みの4状態と遷移が図か表になっている | 状態数4という前提での見積り | 状態が後から増えると見積りが変わる |
| 依頼作成〜提出〜承認の一連の処理を実装する | 4 | 1・2・3に依存 | AIが実装、人がレビュー | 架空データで依頼作成→提出→承認→差戻し→再提出が一通り動く | 「最初に一巡させる範囲」に限定した前提での見積り | 実装中に機能一覧との食い違いが見つかったら、機能一覧の記事に立ち返って確認する |
| 自動テストを用意する | 5 | 4に依存 | AIが作成、人がレビュー | 一連の処理について、正常時と異常時(差戻し後の再提出など)のテストがある | 4と同じ前提 | テストで見つかった不具合は4に戻って修正する |
| 受入確認を行う | 6 | 5に依存 | 依頼者役・承認者役(人) | 架空データでの一連の流れを、依頼者役・承認者役が実際に操作して確認できる | 4・5と同じ前提 | 確認で見つかった問題は、影響する作業(1〜5)に戻って対処する |
2. 完了条件の確認
- 各作業に完了条件と担当がある
- 依存関係が矢印か番号で示されている
- 費用が見積条件付きで、確定値と区別されている
3. 次工程へ渡すもの
- 開発計画(第1節)
- 承認者:総務課長(架空)— 記入例のため未承認の扱い
AI時代のシステム開発の基礎