架空企業「みらい業務サービス」の社内依頼・承認管理アプリの例。実在する会社・案件・人物は含まない。
記事「「現象」と「原因の仮説」を分けて、現状の業務フローと課題を整理する」(01-02)の本文で使った内容をまとめたもの。空欄版は 01-02-current-flow_template.md。
1. 現状業務フロー
① 依頼者が、メールまたはチャットで総務担当へ依頼を送る
② 総務担当が、複数の経路を確認して依頼に気づく(待ち時間)
③ 総務担当が、総務課長へ依頼の内容を伝える
④ 総務課長が内容を確認し、承認する(記録に残らないことがある)
⑤ 依頼者へ結果が伝わる(伝わらないこともあり、問い合わせ・再確認という手戻りが起きる)
既存データの所在:依頼はメールとチャットに分かれて残る。承認の記録は明確な記録場所がない。
2. 課題一覧
| 現象 | 仮説 | 確認方法 | 影響を受ける役割 |
|---|---|---|---|
| 総務課長が「承認したつもりが記録に残っていない」と発言した | 承認の記録を残す仕組みがなく、口頭・チャットでのやり取りで済ませている可能性 | 総務課長に、承認時に何を使って記録しているか確認する | 承認者、依頼者 |
| 依頼がメールとチャットに分かれて届く | 依頼者ごとに使う連絡手段が統一されていない可能性 | 依頼者に、普段どちらの手段を使っているか確認する | 依頼者、総務担当 |
| 総務担当が「誰が今の担当か分からず、同じ依頼に2人で対応した」と発言した | 担当割当のルールが明確に決まっていない可能性 | 総務担当・総務課長に、担当割当のルールがあるか確認する | 総務担当、依頼者 |
| 総務課長が「依頼の進捗が見えない」と発言した | 進捗の状態を確認できる共通の場所がない可能性 | 総務課長・総務担当に、今どこで進捗を確認しているか確認する | 承認者、依頼者 |
3. 完了条件の確認
- フローに待ち時間と手戻りの箇所が示されている
- 課題ごとに現象と仮説が別欄にある
- 既存データの所在が書かれている
4. 次工程へ渡すもの
- 業務フロー・課題一覧(第1〜2節)
- 承認者:総務課長(架空)— 記入例のため未承認の扱い
AI時代のシステム開発の基礎