架空企業「みらい業務サービス」の社内依頼・承認管理アプリの例。実在する会社・案件・人物は含まない。
記事「3つの役割の操作と、困ったときの連絡先を利用手順書にまとめる」(10-03)の本文で実際に作成した内容をまとめたもの。空欄版は 10-03-user-guide-support_template.md。
1. 全員に共通:準備と始め方
画面名・項目名・表示文は04-02・04-04の設計文書に基づく。この記入例の時点で画面は未実装のため、すべて実画面未確認。
| 項目 | 内容 | 実画面 |
|---|---|---|
| 準備するもの | 自分の役割の登録、この手順書、連絡先、(依頼者は)件名・内容・承認者 | — |
| どこから始めるか | 一覧画面(自分に関係する依頼が件名・状態・提出日で並ぶ。0件なら「表示できる依頼がありません」) | 未確認 |
| 全員に共通する止める条件 | 「通信に失敗しました…」が2回続いたら繰り返さず運用担当へ。役割でできないはずのボタンが見えたら押さずに運用担当へ | 未確認 |
役割別の手順
依頼者:
| 段階 | 何をするか | 何を確認するか(成功のしるし) | 失敗したとき | 実画面 |
|---|---|---|---|---|
| 作成 | 依頼作成画面で件名・内容を入力し、承認者を選ぶ(必須) | 3項目が入力済み | — | 未確認 |
| 提出 | 「提出」を押す | 一覧で状態「提出済み」、提出日が今日 | 項目名の表示→入力して再提出。通信失敗→1回だけ再試行、2回続いたら運用担当へ | 未確認 |
| 待つ | 承認者の対応を待つ | 状態が「承認済み」か「差戻し」に変わる | 3営業日(架空)過ぎたら承認者本人へ、不在なら運用担当へ割当変更依頼 | 未確認 |
| 差戻し対応 | 理由を読み、直して「再提出」 | 状態が「提出済み」に戻る | 理由が無い→運用担当へ | 未確認 |
| 止める条件 | 提出したはずの依頼が無い、状態が変わらない、同じ依頼が2件 | — | 作り直さず運用担当へ申告 | — |
承認者:
| 段階 | 何をするか | 何を確認するか(成功のしるし) | 失敗したとき | 実画面 |
|---|---|---|---|---|
| 確認 | 一覧で「提出済み」に絞り、割当依頼を開く | 「承認」「差戻し」ボタンが見える | ボタンが無い→割当か状態を確認、運用担当へ | 未確認 |
| 承認 | 「承認」を押す | 状態「承認済み」、ボタンが消える | 通信失敗→1回だけ再試行。状態が変わらない→繰り返さず運用担当へ | 未確認 |
| 差戻し | 理由を入力して「差戻し」 | 状態「差戻し」 | 「差戻し理由を入力してください」→理由を入力 | 未確認 |
| 止める条件 | 自分の依頼に「承認」が見える、割当外が承認できそう | — | 押さずに運用担当へ | — |
運用管理者:
| 段階 | 何をするか | 何を確認するか(成功のしるし) | 失敗したとき | 実画面 |
|---|---|---|---|---|
| 利用者・役割の管理 | 利用者の登録、役割の設定(管理画面が無いため配置データを直接更新する運用、教材上の仮定) | 該当利用者の一覧に役割どおりの依頼 | 反映されない→配置の版を確認 | 未確認(管理画面なし) |
| 割当変更 | 別の承認者へ割当を変更(承認は代行しない) | 新しい承認者の一覧に「提出済み」で見える | 元の承認者に残る→初動手順へ | 未確認 |
| 止める条件 | 承認・差戻し・再提出を求められた(権限表で禁止) | — | 代行せず割当変更で対応 | — |
2. 問い合わせ手順
| 困りごと | まず自分で確認すること | それでも解決しないとき | 連絡先 |
|---|---|---|---|
| 操作の仕方が分からない | 手順書の自分の役割の節 | 運用担当へ連絡 | 運用担当(総務の担当者1名、架空の仮定) |
| 依頼が見えない、権限がない旨が表示される | 自分の役割と依頼の状態(権限表どおりなら正常) | 想定外なら運用担当へ | 同上 |
| 承認者を追加・変更してほしい | — | 運用担当へ申請し、役割・割当を変更してもらう | 同上 |
| 承認者が長期不在で対応できない | 承認者本人に連絡 | 運用担当へ割当変更を依頼(承認は代行しない) | 同上 |
| 操作したのに状態が変わらない、記録がない、同じ依頼が2件 | 同じ操作を繰り返さない | 運用担当へ申告(12-02の初動の入口) | 同上(緊急時は総務課長、架空) |
権限申請の流れ:申請者(依頼者または承認者)→ 運用担当へ連絡 → 運用担当が利用者・役割・割当を変更 → 申請者へ変更完了を連絡。
3. 完了条件の確認
- 3役割それぞれの操作が、準備・始め方・入力・確認・失敗時・止める条件まで書かれている
- 画面で確かめていない手順に「実画面未確認」と書いた
- 連絡先と管理担当が空でない(架空でよい)
- 権限申請の流れがある
4. 次工程へ渡すもの
- 利用手順書・問い合わせ手順(第1〜2節)
- 承認者:総務課長(架空)— 記入例のため未承認の扱い
AI時代のシステム開発の基礎