架空企業「みらい業務サービス」の社内依頼・承認管理アプリの例。実在する会社・案件・人物は含まない。
記事「「提出したのに履歴が残らない」申告から、初動手順をたどる」(12-02)の本文で実際にまとめた内容をまとめたもの。空欄版は 12-02-incident-response_template.md。
1. 異常時の初動手順
| 入口 | 症状(申告) | 確認する記録と事実 | 仮説と切り分け | 原因 | 影響範囲の判定 | 対応区分 | 暫定対応 | 恒久対応/残課題 | 初動の担当 | 連絡先 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 利用者の申告(依頼者役・佐藤)+失敗ログ | 提出時に「履歴の記録に失敗しました」と表示。一覧では提出済み | 状態ファイル:提出済み/履歴ファイル:0件/失敗ログ:1件(TypeError) | A 通信失敗→消える、B 拒否→消える、C 部分失敗→残る | 履歴の書き込み失敗(08-04の部分失敗。状態と履歴が別々に書かれる作りに起因) | 同じ症状の依頼が他に0件、失敗ログ1件→REQ-0003に限る | 即時対応 | 失敗ログの増加を監視、REQ-0003の扱い(履歴を補う/状態を戻す)は運用管理者が決める、依頼者へ連絡、総務課長へ報告、版が変わっていないため切戻しは行わない | 候補:状態変更と履歴追加を全部成功か全部取り消しにする(記事B)。題材アプリへの適用は未決 | 運用担当(架空) | 総務課長(架空)、依頼者本人 |
2. 完了条件の確認
- ログ・通知・申告の3入口がある
- 影響範囲の判定基準がある
- 対応区分と判断者が書かれている
- 症状が再現できる失敗(08-04の部分失敗)と一致している
- 仮説を切り分け、原因を失敗ログで裏付けた
- 切戻しの要否を版の記録から判断した
- 不整合データの扱い(履歴を補う/状態を戻す)— 未決
3. 次工程へ渡すもの
- 異常時の初動手順(第1節)
- 承認者:総務課長(架空)— 記入例のため未承認の扱い
AI時代のシステム開発の基礎